もうすぐ山菜の季節です

来月5月の声を聞くと、山の緑が一段と深まってきます。
その中でも私がこの時期楽しみにしているのが「山菜採り」。
できたら、ゴールデンウィークのあたりに山ウドを探しに行きたいなと思っています。

上の写真は、以前山でたくさん収穫できたウドたち。
採れたての山ウドは市販の白いウドより香りが強く、苦味と爽やかさが絶妙です。
生のまま酢味噌でいただいたり、葉っぱと茎をこんにゃくと一緒に炒めたり。
調理は妻に任せきりですが…………下処理(土を払ったり、洗ったり)は私が行います!


自然の恵みをいただく喜びは、まさに五感が整う感覚です。

🌿中医学から見る「春の山菜」のはたらき

上の写真は昨年の春に山菜取りに行った時に撮った富士山の写真です!
中医学では、春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節。
肝は疏泄(そせつ)と言って「気の巡り」をつかさどり、感情や筋の働きにも深く関係します。

春の山菜、特に山ウドのような香りのある植物は、
「気を巡らせ、肝の働きを整える」とされます。
また、地中から芽を伸ばす山菜たちは、体にも元気と動きをもたらしてくれます。

「食は自然に学ぶ」とはよく言ったもので、
春の香りを体に取り入れることで、季節の流れに心と体を合わせる。
山菜採りこれも立派な“養生”だと思います。

今年もまた、自然の中で命のめぐりを感じながら、
自分のペースで季節を楽しめたらと思います。

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