もうすぐ山菜の季節です

来月5月の声を聞くと、山の緑が一段と深まってきます。
その中でも私がこの時期楽しみにしているのが「山菜採り」。
できたら、ゴールデンウィークのあたりに山ウドを探しに行きたいなと思っています。

上の写真は、以前山でたくさん収穫できたウドたち。
採れたての山ウドは市販の白いウドより香りが強く、苦味と爽やかさが絶妙です。
生のまま酢味噌でいただいたり、葉っぱと茎をこんにゃくと一緒に炒めたり。
調理は妻に任せきりですが…………下処理(土を払ったり、洗ったり)は私が行います!


自然の恵みをいただく喜びは、まさに五感が整う感覚です。

🌿中医学から見る「春の山菜」のはたらき

上の写真は昨年の春に山菜取りに行った時に撮った富士山の写真です!
中医学では、春は「肝(かん)」の働きが活発になる季節。
肝は疏泄(そせつ)と言って「気の巡り」をつかさどり、感情や筋の働きにも深く関係します。

春の山菜、特に山ウドのような香りのある植物は、
「気を巡らせ、肝の働きを整える」とされます。
また、地中から芽を伸ばす山菜たちは、体にも元気と動きをもたらしてくれます。

「食は自然に学ぶ」とはよく言ったもので、
春の香りを体に取り入れることで、季節の流れに心と体を合わせる。
山菜採りこれも立派な“養生”だと思います。

今年もまた、自然の中で命のめぐりを感じながら、
自分のペースで季節を楽しめたらと思います。

燻製器、ちょこっと改造! ハードボイルド小説な感じで……….


新型コロナの影響で、日曜日に外出せず物置を片付けていると、。大先輩鍼灸師から頂いた釣り具が出てきた。ふと….以前から燻製をするときに、食材から出る水分がスモークチップに垂れて、かからないようにする傘みたいなものを作りたかった事を思い出してしまった。本当の使い方は、アユ釣りのオトリアユを入れるものと聞いている。

このアユ入れの上部を取り外し、スモークチップの上にかぶせれば!!!!
この時すでに物置の片づけの事は忘れてしまていた。

今日の目的の物置の片づけは出来なくなるし、大先輩から頂いたものを破壊してしまった、後ろめたさがあった、だがこれから生まれ変わる未来への期待感。そう!期待感の方が上回っていた。
うしろめたさを振り払うように、一気に僕は作業を進めていた。
燻製器本体の受け皿の加工、そしてピザ窯を作ろうとして、結局作らなかったヤフオクで買った時計型ストーブの部品と電熱器を組み合わせるまで無心で行っていた。気づくと2時間立っていた。この日はこの春一番の夏日だったと、後で妻に教えらえた。

素晴らしい!。思った以上の出来栄えだ。もしこの時の僕を見ている者がいたなら、きっとこう言ってしまうだろう「一人でニヤつく不気味なおじさんがいる」と……………
すぐに、燻したくなった。そうだ燻そう!
気づくと冷蔵庫の前に僕は立っていた。そして6Pチーズ、まめかまぼこを手にしていた。
そして、次に気づいたときは6Pチーズとまめかまぼこが燻製器の網の上にのせられていた。電熱器のスイッチを入れた。日が落ちてきたといえ、まだ暑さは残っていた。後は待つだけと思ったらやたらとのどが渇いてきた、そうだ、水分をっとっていない、ビール….とも思ったが、ここは炭酸水でのどを潤すことにした。

燻してる間に物置を申し訳程度に片付けをした。燻製器の出来栄えと少し片づけをしたことで、うしろめたさは消えていた、今夜はお酒がうまいに違いない。

その予感は的中した。

平成29年第1回富士山菜採り!

平成29年1回目の富士山菜採りに言ってきました。朝5時ごろ到着!まだあたりは薄暗いですが谷に降りて山菜採り開始!谷を一回りして平地に出てきた時の富士山。野焼きの後なので草もあまり生えていません。

ワラビを探していると鹿の角がありました。

下の真は昨年(平成28年)のウドの写真です。そして下の下の写真は今年の収穫です。今年は去年の3分の1ぐらいしか収穫できませんでした。僕は富士山のふもとにとりに行くのですが、その1週間前に患者さんが新潟に山菜採りに行かれたそうですが、やはり収穫が少なく大きさも小ぶりのだったとおっしゃっていました。

 

しかしうちの裏庭に昨年植えたウドは割と立派に育っています(下の写真)。採るのがもったいない気がして採るのをためらっていたっると、ウドの大木になってしまうといけないので、先日妻殿にてんぷらにしてもらいいただきました。

 

 

今年は妻殿に「ワラビも採ってきて」とエールをもらったので、頑張ってみましたが、あまり取れなかったのですが、山菜採りの兄弟子が少し分けてくれたので妻殿はご満悦でした。クラウド君も気になるようで覗き込んでいました。

クラウド君は食べられません。トホホ・・・・

次回の山菜採りが待ち遠しい今日この頃です。